JR東海道新幹線 / JR横浜線

「新横浜駅」

篠原口すぐ前

認知症

認知症の主な4つのタイプの主な特徴

脳血管型

理由なくすぐに泣き怒りやすい、情緒不安定(感情失禁)

呂律が回りにくく話しにくい(構音障害)

手足が不自由で要介助、歩きにくい動きにくい(動作・歩行障害)

飲み込みにくく、むせやすい(嚥下障害)

自発性・活動性低下(抑うつ)

血圧が高い

アルツハイマー型

多弁で元気で活発、一見病気には見えない感じ

礼儀正しく挨拶などはきちんと行える

物忘れ、記憶力の低下(ゆっくりと進行)

よく動きすぎて落ち着きがない

身体は不自由なく、足は達者で普通に歩けるが迷う

質問に対してすぐに返答するが内容はデタラメ

ピック型(前頭葉側頭葉型)

能面のような不機嫌な顔つきで無愛想で挨拶をしない

身体は不自由ないが、常に異常な反社会行動をとる(万引き・盗み食い)

自分勝手で危険な行動をとる(我が道を行く)

同じ言葉、同じ行動を繰り返す(常同言動・行動)

掃除、整理整頓が出来ない

相手の言葉を理解しない、喋らない

レビー小体型

元気がなく表情が乏しい、話す相手の方を見ようとしない(抑うつ)

すぐに寝てしまう、食後によく意識を失う(失神・意識障害)

実際に存在しない物が見える(幻視)
上半身は前傾姿勢、左右に傾斜してくる(姿勢不安定)

両腕が身体の前方に位置し肘が硬く曲がる(筋肉の固縮)

すり足小刻み歩行で歩きにくいか、ほとんど歩けない(歩行障害)

日と時間帯によって症状の差が大きい(日内変動)

話しにくい、飲み込みにくい(構音・嚥下障害)

頑固な便秘、頻尿

治療薬について

薬の効果と副作用は個人差が大きく、上記各タイプの病気によっても異なります。中には少ない量でも思わぬ強い副作用が出る人もいます。

高齢で(80歳以上)体重が少ない人、肝臓や腎臓の機能が落ちている人、5年以上長期に内服している人は特に副作用に注意が必要です。

個々のケースに応じて細かい容量の調節や適応の判断が必要とされます。

 

以下は当院長の使用経験による認知症における薬の問題点です。

ドネペジルの問題点

・興奮性があり、特に攻撃的な行動心理症状を起こすことがある

・長期内服するとてんかん発作が起こることがある

・動きにくい、歩きにくいという症状を悪化させることがある

・長期内服すると効果が失われやすい

・脈が遅くなる、不整脈を起こすことがある

メマンチンの問題点

・抑制性があり、活動性を低下させることがある

・量を増やすとめまいや眠気を起こすことがある

抗精神薬(リスペリドン、クエチアピン)問題点

・致死性不整脈など心臓突然死を起こしやすい

・過度の鎮静により日中の傾眠、転倒が起きやすい

・動きにくい、歩きにくいという症状を急激に悪化させることがある

・ひどい場合は全身が固まって動けず、喋れず、飲み込めなくなる

抗不安薬・抗てんかん薬・睡眠薬

・過度の鎮静、日中の傾眠、転倒が起きやすい

認知症の症状を悪化させる可能性がある薬

・抗コリン薬(頻尿症状に使う薬)

・抗ヒスタミン剤(鼻炎、皮膚のかゆみ、胃潰瘍などに使う薬)

・総合感冒薬(漢方薬以外すべて)

・抗生物質の一部(特に広域に効果があるタイプの薬)

・パーキンソン病の治療薬