レボドパ配合剤、カルビドパ、ベンセラシド、エンタカポン

レボドパ/カルビドパ配合剤、ベンセラシド配合剤、 エンタカポン配合剤
個人差はかなりありますが、増量によって、幻覚、妄想、誤認、精神錯乱などの精神症状、日中の嗜眠、起立性低血圧による立ちくらみ、下腿浮腫、吐き気、食欲不振などが起こる可能性が高くなります。
認知症を伴うタイプ(PDD)や80歳以上の高齢者では200〜300mg以上でも副作用が容易に出現する事例が少なくないようです。
また長年の長期高用量の服用によって、薬効が短くなり、ウェアリング・オフ現象(服用して1〜2時間で切れてくる)、ジスキネジア(効きすぎて、身体が意志とは関係ない不自然な動きをする)などが現れます。
1日量600mg以上で起こりやすいと報告されています。また薬の性質上、精神依存・身体依存など依存症を誘発することがあります。エンタカポンはジスキネジアを強調すると言われています。

2018/5/15

ドパミンアゴニスト(ドパミン受容体刺激薬)

(非麦角系)プラミペキソール、タリペキソール、ロピニロール、ロチゴチン、(麦角系) ブロモクリプチン、カベルゴリン、ペルゴリド
麦角系には血管収縮作用のあるエルゴタミンが含まれるため、長期連用による心臓弁膜症などを含めて、特にすでに動脈硬化が進んだ高齢者に対してはハイリスクな薬です。それゆえ現在は非麦角系が使用されます。
長期服用者、高齢者では特に以下の副作用が高率に現れやすいです。
ドパミン受容体の3/4番目に作用するプラミペキソールは幻覚が多く、2/3番目に作用するロピニロールは日中の眠気が多いようです。前2者と比べてロチゴチンは少ないですが、増量によって現れる人がいます。
その他にも吐き気、食欲低下、下肢のむくみ、姿勢異常(身体の傾き、腰曲がり、首下がり)などが現れます。
医薬品安全性情報によると、65歳以上の高齢者では、プラミペキソールで幻覚などの精神症状が発現しやすいため、慎重に投与、精神症状が発現した場合は、減薬・中止を試みるように注意喚起されています。
一般的には高齢者には使うのが非常に難しい薬剤であり、相互作用で副作用が増強する傾向にあり、特にゾニサミド、ベンゾジアゼピン、コリンエステラーゼ阻害薬との併用は避けたほうがよさそうです。
また、非麦角系の3剤は、レボドパ配合剤との併用による増量によって、精神依存・身体依存を誘発する場合が少なくない「ドパミン調節異常症候群」ので注意が必要です。早期に減薬すると依存症は軽減します。

2018/05/15

モノアミン酸化酵素(MAO)B阻害剤

ドパミンを分解する酵素を阻害して、ドパミンが減るのを防ぐ効果があります。単独で使用する場合は副作用は比較的少ないほうです。
高齢者や心臓の自律神経が悪い方は立ち上がると血圧がかなり下がって、立ちくらみ、ふらつきを自覚する場合があります。血圧が30mmHg 以上変動する場合は避けたほうがいいでしょう。
夜間でもドパミンが減らないため、不眠を誘発する場合があります。
レボドパ配合剤など他の薬と併用している場合は、特に70歳以上の高齢者の場合は幻覚やせん妄が誘発されたり、ジスキネジアという身体がグネグネする不随意運動が誘発されます。

2018/5/11

ドパミン遊離促進薬

腎臓から排泄する薬のため、腎障害をきたす事があります。
特に高齢者で腎機能低下しているケースで用量を増やすと幻覚、過活動せん妄、易怒興奮、などが発現しやすい場合があります。

2018/5/25

ノルアドレナリン前駆物質補充薬

ノルアドレナリン不足を補う薬なので、血圧が上がります。特に臥位(ベッドに寝た状態)での血圧上昇に注意が必要です。
パーキンソン病の場合は程度の差はありますが、姿勢変化や食事など状況による血圧変動は頻繁にみられますが、残念ながら変動幅を小さくできる薬は存在しません。

2018/5/25

抗コリン剤

特に高齢者で認知機能低下、幻覚などが高い確率でみられます。使うとしてもトリへキシフェニジル少量1〜2mgにとどめるべきと言われています。

2018/5/25

抗てんかん剤(ゾニサミド)

ドパミン・アゴニストとの併用で、特に高齢者で眠気、幻覚、妄想、せん妄、注意力低下などが誘発されやすいようです。これらはゾニサミドを中止すると収まる事がほとんどです。
ドパミン・アゴニストなどと併用しなければ、副作用が少ない薬ですが、高齢者では脳活動を低下させてしまう可能性もあり注意が必要です。

2018/5/25

アデノシンA2A受容体拮抗薬

鼻咽頭炎

2018/5/12

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